トップページ > 郷土新聞コンクール > 2017年度 県教委賞 「黄金新聞」 福井大附属義務教育学校7年 五十嵐 貴哉さん
金の文化に驚き感じて
以前、「砂金」についての新聞記事を読み、自分でも調べてみたいと思ったのが、この新聞を書くきっかけです。実際に砂金が採れる場所に行ったり、インタビューしたりして、砂金ができる仕組みやロマンあふれる朝倉氏の金の文化が見えてきました。この新聞を多くの人に読んでもらい、驚きを感じてほしいです。
【講評】砂金採れた歴史を追究
筆者は昔、足羽川で砂金が採れたことを、以前に新聞で知り、これをさらに追究するために、調査・取材を開始した。まず、「足羽川に『砂金』」という見出しが人々の目を引く。その意外性から、記事への期待感が自然と高まるものになっている。
複数の資料館に足を運び、インタビューなどを通して、足羽川で砂金が採れた理由を、近くの金鉱山や足羽川の特徴から明らかにしている。さらに、戦国大名朝倉氏との関連を調べ、一乗谷で金を使う文化があったことから、足羽川の砂金との関係についても、今後調べていきたいと考えている。
実際に、砂金が採れる現場に出向いて調査したり、県内の金鉱山跡を自作の地図にまとめたりするなど、読んでいる人をロマンに導くような工夫が随所にみられる。
この調査を通して謎がどんどんわかってきたことや、砂金のもととなっている金鉱山にも行きたいと思っていることなどから、今後続報を期待させる作品である。(南越中・河端公輝教諭)
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